2010/08/16 17:30:36
──まず、koba一家の最新作「koba±」のコンセプトについてお聞かせください。
Koba
とある作品を見ていたんですよね。ア○ガミという作品なんですけど。
現代のゲームやアニメの主人公って、知らないうちに周囲の信頼を勝ち得ていて、かつ恋には鈍感。そんな設定が、まるでテンプレートのように転用されているんです。そんな現状に疑問を抱いていたところに、ちょうどア○ガミを見たんですよ。
衝撃でした。主人公って、ここまで崩していいんだって。自分も負けてられないなって、何かが燃えあがってきたんです。なので、この「koba±」のコンセプトは「変態」です。
──なるほど。では、そんなkoba±の魅力について教えてください。
Koba
「誰一人まともな人物が登場しないこと」が、最大の魅力だと自負しています。二次元なんだし、現実にはありえないことをゲームで体感していただきたかった。そうなると、登場人物はまともであってはならない。
たとえば、ヒロインの一人に幼馴染がいるんです。成績優秀容姿端麗、一見すると非の打ちどころのない美少女。ただ一つ、ネットゲームに夢中で自宅警備員なので、主人公と出会う機会がないという設定を除けば。
──それは……まともじゃないですね。
Koba
そう、メインヒロインでありながら攻略不可。これがこのゲームの醍醐味なんです。ちなみに主人公も、中二病と五月病に同時にかかってしまっているんです。ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、まずはクラスになじむところから物語はスタートします。
──えと、ゴールはどこになるんでしょうか?
Koba
ゲームをプレイした方がゴールだと思えば、そこがゴールです。あえて私たち製作者側が設定するべきことではないと思っています。
──ありがとうございました。最後に、「koba±」を楽しみにしているゲーマーへ一言。
Koba
半端な覚悟では、このゲームを手に取っていただきたくはないです。
ただ、ご購入いただいた方には、至福の時が訪れることを約束します。PR